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小学生英語コース

小学生英語コース

2021年度より開講した、「新」小学生コースでは英語の授業に国語表現の授業を組み合わせて授業を行っています。
英語の部屋では「国際人の育成」を目標の一つとしています。私たちは国際人を「単に英語を話すことが出来る人」ではなく、「自分の人生を自由に、自分でデザインすることが出来る人」だと考えています。
生徒さん一人一人が国際人として自分の進路を実現していくため、英語の部屋では単に「英語の学習」に終始するのではなく、「英語の学習」とともに「思考力」「表現力」「発信力」を養成する授業を提供しています。

各授業の内容

英語(月4回)
授業の概要
英語を使ったコミュニケーションの練習に加え、テキストを用いた持続的な学習によって英検®の取得を目指します。

  • 4技能をバランスよくトレーニングすることで、学習開始1年以内に英検®5級、その後4級以上の取得に向けて学習に取り組みます。

*例年8月のレッスンは無く、イベント・セミナーを行っています

日本語表現(月3回)
授業の概要
  • STEP1:日本語の「主語」「述語」「接続詞」などの品詞や文法について理解を深めます。
  • STEP2:出されたテーマの内容をまとめたり、自分の意見を書いたりします。
  • STEP3:自分の身の回りで気になることについて仮説を立て、調べ、それに対する意見を書きます。スピーチなどの形式で発表も行っていきます。

*例年8月のレッスンは無く、イベント・セミナーを行っています

特別授業(年数回)
授業の概要
特別講師の先生をお招きし、身の回りで「当たり前」とされていることがらについて考え直し、世の中のルールや仕組みを学びます。
この授業で学んだことは次回以降の国語表現で文章としてまとめ直し、意見を書くことで定着を図ります。
*特別授業の日は、国語表現がお休みとなります
体験型イベント(年1回)
イベントの概要
講師の先生をお招きし、体験型イベントを行います。

  • 「学校で学んでいる教科が実際にはどのように役立つのか?」というテーマを軸に、様々な体験を通じて楽しく思考力を働かせます。
お母さま向けセミナー(年1回)
セミナーの概要
生徒さんが普段行っている学習や現状の共有に加え、今後の学習に向けて必要だと考えられる事柄についての講演を行います。

授業の概要

(1) 英語

  • 授業時間:30~70 分

英語の授業では、英語を実際に発話するコミュニケーションの練習に加え、テキストを用いた持続的な学習によって英検®の取得を目指します。「読む」、「書く」、「話す」、「聞く」の4技能をバランスよくトレーニングすることで、総合的な英語力を身に着けていきます。また、学習の中では授業がない日にも自分でテキストを進めたり、辞書を引いて単語を調べたりするような場面が多くあります。このような主体的な勉強を通じて、英語はもちろん、その他の学習にも役立つ「勉強の習慣」をつくっていきます。

  • 中学校で本格的に英語学習がスタートする前に押さえておくべき基礎学力(文法)と英語表現を学びます。
  • 「英検®の取得」などを通じて「勉強の習慣」をつくることで、自信を持って中学校の授業に対応できる英語力を養っていきます。
STEP1 英語の音を「聞く」「発話する」を重視し、英検®5級を1,2年かけて取得することをめざします。

  • フォニックス(英語の文字と音の関係の基礎を学ぶ)
  • 基本的な単語・熟語・会話のセンテンスを発話する
  • 辞書のつくり、使い方を身に着ける
  • 英検®5級レベルの文法学習(be動詞、一般動詞、代名詞、現在進行形、助動詞can、疑問詞)
STEP2 英語の文章を「読む」「書く」を重視し、英検®4級取得をめざします。

  • 英検®4級レベルの文法学習(過去形、未来形、助動詞、不定詞/動名詞、比較級/最上級)
  • 単語クイズの実施
  • 英語文法のノート作り、単語帳づくりの習慣づけ
  • 基本的な単語・熟語・会話のセンテンスを発話する(月に一度、外国人講師と実践する)
STEP3 英検®3級取得をめざします。*中高生クラスにて行います

  • 英検®3級レベルの文法学習(受動態、現在完了形、関係代名詞)
  • 英文テキストの精読(音読+日本語訳)
  • 英作文
    *英検®3級では2次試験に面接があるため、別途オンライン英会話レッスン受講をお勧めしています。

授業の概要

(2) 国語表現

  • 授業時間:30~40 分

英語の部屋では英語の学習に国語表現の学習を組み合わせることで「本質的な言語の理解と定着」、さらにその言語を用いた「表現力・発信力の養成」に取り組んでいます。
授業は日本語の文法の理解を深め、実際に文章を書いていく練習から始めます。 その後、テーマに沿って内容をまとめ、自分の意見を表現する練習を繰り返し行います。最終的には自分の身の回りで気になることや興味があることを取り上げ、仮説をたて、調べていきます。自分が立てた仮説は合っていたのか、間違っていたのかを考え、それに対する意見を書いたり発表したりしていきます。

授業目的

このクラスでは様々な問題について自分の考えをまとめ、文章や言葉でそれらを伝える練習をします。
自分の考えを表現し、相手の表現を受け止めることを通じて問題に対する主体性,問題解決力,発信力を養います。最終的には自分自身で気になることを発見し、それに対して課題解決を試みます。

持ち物

・筆記用具 ・国語用ノート(既に当授業で使われているものがあればそちらで大丈夫です)

従業内容
Step1:日本語の正しい文法を知ろう(~1, 2 か月) 日本語は母語が日本語の日本人にとって特に考察する必要がない言語のように感じます。 しかし、普段私たちが当たり前に使っている「日本語」は、実は細かなルールによって成り立っています。
一文は必ず主語と述語の組み合わせによって成り立っており、主語を示すときには「は」や「が」を、述語を表すときには動詞を使います。また、文をつなぐときには接続詞を用いてより効果的に相手に考えを伝えることもできます。
このようなルールを一通り学習してから文章の執筆やプレゼンテーションの練習をすることで、自分の伝えたいことをより正確に伝えていくことができます。
Step2:短い文を書いてみよう(~3 か月) Step1で習った文法を使って、短い文章を書いてみます。
この段階では特には内容のテーマ は決めず、例えば「なぜなら」を使って文章を書いてみるというような文法のテーマに合わせて、文法知識を実践的に使っていきます。同じ文法を用いて数回練習を繰り返すことで、徐々に自分の言葉として馴染んできます。
Step3:テーマに沿って文章を書いてみよう Step2で練習した短文の作り方を活かして、長い文章を書いていきます。テーマは塾側で提示し、およそ15分から20分で文章にまとめます。
テーマは意見を示すものから、自分自身の生活に直接かかわるものまで多岐に渡ります。また、文章を書く際には箇条書きでブレインストーミングを行ってからまとめていく方法や、小見出しを付けて細かく区切る方法 など様々な方法を試していきます。
過去のテーマの例

  • 「今年中に終わらせたいことと、終わらせるための計画」
  • 「友達は多い方がいいか、少ない方がいいか」
  • 「なぜ英検®を受けるのか?(英検®受験クラス)」
Step4:スピーチをしてみよう(月1回程度) Step3と並行して、まとめた文章を基にクラスで発表の練習を行います。
小学生は日頃なかなかスピーチをする経験がありませんが、意見を発信したり他の人の意見を受け止めたりする経験を繰り返すことで「話す姿勢」と「聞く姿勢」の両方を練習します。
最初は書いた文章をそのまま音読という形で行いますが、徐々にノートを見ずに相手の顔を見て話す練習を行います。文章で書くだけでなく口頭でも発表することで、より広い発信力を養います。
Step5:自分でテーマを決めて文章を書こう!(およそ1年~) 最終ステップです。このステップでは自分自身が持つ疑問に向き合い、答えを探し、文章にまとめて発表することで自分の興味や関心を深めます。
まずは日常の「当たり前」の中から 疑問に思うことを探し、宿題として調べてきます。その答えを文章にまとめて、最終的にクラスで発表を行います。
過去のテーマの例

  • 「水はなぜ透明なのか」
  • 「チーズはなぜ伸びるのか」
  • 「空はなぜ青いのか」
  • 「なぜ年上はえらいのか」
  • 授業の概要-国語表現02
  • 授業の概要-国語表現01

特別授業の概要

(3) 現在作成中

イベントの概要

(4) 5教科横断体験型イベント

  • 所要時間:90分程度

国際人の育成に向けては特定の教科の学習だけではなく、5教科を横断して学習することが大切だと考えています。そのため、年数回は特別講師の先生をお招きして「世の中の仕組みやルール」について思考し、理解を深めます。
また、長期休暇中には通常授業に代わって5教科体験型イベントを行うことで、実体験を通じた知識と思考力を養成します。これらで学んだことは通常授業の国語表現で改めて復習し、意見を書いて記録していきます。

イベント例

ここでは2021年8月に実際に行われた体験型イベントと、それに連動して行った国語表現と特別授業についてご紹介します。
このイベントでは数学の講師を招き、「濃度」と「比率」について実際にカルピスやゼリーを作りながら学びました。
小学1年生から6年生までの生徒さんが参加し、算数の授業で習っている生徒さんも、習っていない生徒さんも「体験」を通じて楽しく知識を身に着けたり整理したりすることができました。以下が実際のカリキュラムになります。

テーマ 「濃度」と「比率」
第1部 「味の黄金比を学ぼう!」 カルピスのもとをつかって、味の濃さの違いを感じてみよう!
どの濃さの味が好きかな??
第2部 「色の黄金比を学ぼう!」 濃度は味だけでなく、色にも関係があります。
食紅を使って好きな濃さのきらきらゼリーを作ろう!
  • 5教科体験型イベント01
  • 5教科体験型イベント02
  • 5教科体験型イベント03
  • 5教科体験型イベント04
  • 5教科体験型イベント05
  • 5教科体験型イベント06

この授業で学んだことは、その次の週に行われた国語表現で文章にまとめました。こちらがその授業に参加したある生徒さんのノートです。

さらに、その次の週では「黄金比」を発見したフィボナッチがどのような人物であったのかを国語表現の時間を使ってお話しました。そこでは、当たり前とされてきて目を向けられなかったことに対してフィボナッチが注目したことに着目し、「身の回りで不思議なこと」、「当たり前とされているものの不確かなもの」についてそれぞれが案を出し合って話し合いました。また、宿題で自分が不思議だと思うことについて調べてきてもらいました。

さらに、その次の週では特別講師がフィボナッチが広めた「フィボナッチ数列」について解説をしました。この時にはただ単に数列について学ぶのではなく、「どのようにしてその数列を考えたのか?」「フィボナッチ数列が身近なところで使われているところはないか?」ということに着目しました。生徒さんは実際に写真の花の花びらの数を数えてそれらがフィボナッチ数列に沿ったフィボナッチ数であることを発見したり、葛飾北斎の「富獄三十六景 神奈川沖浪裏」がフィボナッチ数列をもとにした黄金比の割合で作られたりしていることを知り興味をもって授業に参加していました。
この授業で学んだことや発見したことは次の週の国語表現で文章にまとめ、その内容に対する感想や意見を書いてもらいました。

セミナーの概要

(5) 保護者様向けセミナー

  • 所要時間:90分程度

生徒さん達一人一人の将来には親御さんのご協力が必要不可欠になります。そのため、長期休暇中には授業一回分として親御さんに向けたセミナーを行っています。
セミナーの中では「お子様たちが日ごろどのような学習に取り組んでいるのか」、「そもそもお子様たちの学習の先にあるものは何なのか」など、その時の状況に応じたテーマについて講演を行います。さらに、お子様たちの今後のライフイベントに関わってくる「受験」や「進学」についても、現在行っている学習と関連付けてお話をします。

セミナー例

ここでは2021年8月に実際に行われた親御さん向けセミナーの内容についてご紹介します。

講演 テーマ 内容
英語講師による講演 「英検®がなぜ重要視されるのか?」 政府の理想とする水準と当教室の水準を比較しながら、理想と現実の傾向についてお話ししていきます。また、高校や大学入試に有利に働く場合の具体例などにも触れながら、お子様の英検取得と国際社会の中で求められる英語力について考えます。
「英検®の取得に向けた会話レベルとはどのようなものなのか?」 英検®3級からは、二次試験として面接があります。講師陣が面接官と生徒役を演じ、3級~ネイティブまでの会話のレベル感を実際に体験していただきます。
国語表現講師による講演 「5教科を繋げて勉強する意味とは何なのか?」 小学生にとっての「五教科を繋げて勉強すること」の意味についてお話をさせていただきます。何を重視して勉強したら良いのかをお話した上で、教室で行う国語と特別授業の勉強の意味と目標の説明を行います。また、公立私立共に塾に通う小中高生の学習傾向と、気をつけていく点について考えます。
「受験の現状とライフプラン」 中学・高校・大学の受験システムについてご説明します。生徒さんに今後どのようなライフプランが待っているのかのイメージを掴んで頂きます。

レッスン料のご案内

入会金:5,000円(税込)

コース 小学生料金(1年~6年) 回数(月) 定員数 時間(分)
小学生料金(1年~6年) 8,140円(税込) 4 7 70(人数により変動あり)

教材費などが別途かかります 例)教室オリジナル教材、辞書、英検®教材、市販テキスト

*例年8月は、通常レッスンはお休みとなり、イベント1回(材料費込)、セミナー1回を行っています(月謝は通常額となります)