【blog】第8回目
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ブログ第8回目
最近は、「英語と自信」というテーマについて色々な生徒さんと話す機会がよくある。
今では大きな学校にも行くので、接する生徒さんの数も必然的に多くなっているが、そうすると色々な傾向が見える。
結論から言うと、女性 (中学生女子も、大人の女性も) はほぼ、実際の熟達度に関わらず、「英語に自信がある」と言う人がいない。
文化的な要素を考えると、「言わない」だけなら特に問題ないと思う。
だけど問題は、必ずしも「謙遜」だけでは終わらないところにある。よく観察したり、直接話し合ってみるとわかる。
究極的には英語の話に留まらないが、英語に絞った場合でも「自信」も一番か、またはトップ3に入る大事な要素だと思う。
僕の勝手な分析では、日本という国は「自信を持ちにくい社会環境」なのだと思う。
これは想像だが、恐らく女性にとってよりそうなのだと思う。
男性の方は、「自信がある」とまでは言わないまでも、自信の問題があまり英語力の足かせになっている傾向を見ない。
特に中年期以後はその傾向が強まるようだ。
考えてみれば、「自信」というのは奥の深いテーマである。何を持って「自信がある」、または「ない」なのか。
今自分が思うのは、自信とは別に、「尊厳」や「誇り」が必要であると感じる。
「謙遜」自体は美徳でも、英語においては足かせにもなっている気がしている。
学生世代には、なるべくこの問題に対して直接言及するようにしている。
確かに「上には上が」という謙虚さは、人間として必要だと思う。
でも、自信のなさが誇りを奪うほどである場合は、「上には上が」という発想を捨てても良いと思う。
自分なりの「一番」の要素を見つけて、とことんそれを追求してもらいたいと思っている。
「自信を持つか持たぬか」、決めるのは全て一人ひとりの自由だと思う。
でも、こと英語に関しては、「今現在のあるがままの状態で今この瞬間から」「殻」自信でも良いので自信、または誇りを持ちたい。
「何かを達成したら」、「出来る様になったら」、「いつの日か」ではなく、正に今この瞬間から。
実際素晴らしい点は、一人ひとりがあれこれ沢山持っている。
「自信」というのは、もしかしたら教育上の一テーマとして取り上げて、論じ合うべきテーマだと思う。
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