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【blog】第7回目「随想」

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ブログ第7回目

高3生は受験期で、他のどの学年、大学生・大人でも見ることのない、「とてつもない緊張感」と「上達への欲求」を見せてくれる。1年前、2年前と比べ、とてつもないレベルの文を読んでいる。特に難関校と言われる大学に挑戦する学生は、高みを目指す意欲が凄まじいと感じる。

4年前に修士論文を書いた。タイトルは「異なる英語学習者層における学習動機」であった。その時も、「主婦層」「ビジネスマン層」「大学受験を控えた高校生」を、事例を基に比較・検証した。

同じ英語学習でも、その人その人の目的によりそれぞれその熱の量は異なる。「道具的動機」と言い、外的圧力にけん引される語学学習動機の力はやはり大きいと感じさせられる。そしてその熱量は、そのまま「上達度」として現れる。

「語学学習」と言っても、結局は「人間の生活上の営み」だ。生活と強く結びつき、本気になれる理由が大きければ大きいほど、学習への熱・本気さも変わる。

受験自体については、色々とモノ申したい部分もある。だけど、その受験があることにより、高校生がとてつもない意欲で英語に取り組む事実だけは、否定出来ない。同じ高校生でも、受験がなければ熱はどうしても下がる。

何がベストなのかは別の話として、受験のような学習者に掛かる大きな重圧が、英語学習動機の後押しとなる。

このことだけは、今更ながら強く感じた一年であった。

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