英語の部屋独自の取り組みの一つに「海外研修」があります。
普段のレッスンでは、英語を通じて海外の歴史や文化・風習や流行などに触れる機会が多くあります。その中で自然と「一緒に行ってみたいね」という言葉が出てきて、「よし、行くぞ！」となり、ほんとうに行ってしまうのです。しかし、この取り組みはあくまでも研修。私たちは、メンバーおひとりずつが自分の目標に向けて積極的に行動する機会を大切にしています。メンバーは中学生から70代の方まで幅広く、皆様が主体的に行動するうちに自然と役割分担ができていきます。研修を通じて一体となり、新たな発見をし、感動を味わうことで、さらに学びたいという欲求が自然と湧いてきます。受け身のツアーではなく、あくまでもメンバーの一人として海外を体験できることが「英語の部屋 海外研修」独自の良さだと考えています。
今までも、オーストラリア、フィリピン、アメリカ、カナダ、イギリス、ニュージーランドなど多くの国を生徒さんと共に旅をしてきました。一度目、二度目、とリピート参加してくださる方も多く、これからもこの取り組みを積極的に続けていきたいと思っています。
このページをご覧になって興味が湧いてきた方がいらっしゃいましたら、ぜひお尋ねください。写真と共に思い出話にお付き合い頂ければと思います。
旅で大切にしていること：さまざまな体験を通して、五感に触れること。
"百聞は一見に如かず"という言葉の通り、その国、地域ならではの文化や風習は身をもって体験するということに勝るものはないと感じます。空港から出た瞬間に肌で感じるその土地の気候、裏路地のカフェから流れる焼き上がったデニッシュとエスプレッソの香り、道路に混ざるエンジン音と馬車馬が闊歩する音、高層ビルと歴史的建造物が融合する街並み、みずみずしくまろやかな巨大マッシュルームのステーキ。英語を学んでいるからこそ五感を使って、自分の体験として世界を広げてみませんか。
理想とする海外研修のカタチ
海外研修を通じた体験としての学びは、その後の知識としての学びをより魅力的なものにしていきます。旅先の疑問を持ち帰って知識として学ぶ学習は生徒さんをワクワクさせ、新たな知識を身に着ける大きなきっかけとなります。
また、それと同様に日頃の学びは海外研修での体験をより魅力的なものにしていきます。自分が学習してきたことが体験として役立った時、その知識は本当の意味で生徒さん自身のものとなります。
体験と知識は相互作用しながら、学びをより豊かにします。海外研修はまさにそのような学びを通じて、お一人ずつが成長できる取り組みです。
- 体験型：五感を大切に
↓
生活するように旅をする - ＆
- 学習型：知識を大切に
↓
事前に調べ、旅をする
今までの具体的な旅の内容
英語の部屋の海外研修では、メンバーおひとりずつが自分の目標に向けて積極的に行動する機会を大切にしています。参加者の皆様はあくまでもメンバーの一人として海外を体験し、自分の目標を達成されてきました。ここでは、今までの研修で参加者の皆様がされた体験の一部をご紹介します。
＊その土地で生活をする
- 現地の語学学校に通う。
- 一人で街を歩いたり、買物をしたりする。
- 家を借りて炊事、洗濯、掃除をする。
- レンタカーでドライブをする。
- スポーツジムや市民プールに行く。
＊地域と交流をする
- 地域の交流会や友人宅のお茶会に参加する。
- 文化交流パーティーをして日本文化を紹介する。
- ダンス、お菓子作り、乗馬、YOGAなどを習う。
- 農業ボランティアや小学校のボランティアをする。
- クリスマスパーティーやイースターパーティーに参加する。
＊趣味を楽しむ
- 釣りやヨットを楽しむ
- サイクリングやピクニックをする。
- ダンス、お菓子作り、乗馬、YOGAなどを習う。
- 現地の図書館で思う存分勉強をしてみる。
体験談
今まで多くの方にご参加いただいてきましたが、ここではその中の二つをご紹介させて頂きます。
体験談1：夢の‘プチ個人旅’を実現
- 訪れた国 イギリス（ロンドン、エディンバラ、コッツウォルズ）
- 参加メンバー 60 代、70 代の 5 名
- 期 間 10 日 間
この旅ではメンバーのお一人が「ネス湖を見る」という目標を、またもうお一人が「昔、夫がホームステイでお世話になった方を訪ねる」という目標をお持ちになられていました。このお二人は個人でエディンバラ駅周辺のバスツアーを予約し、イギリス最北端の地まで日帰りで行って目標を達成されました。帰ってこられた後、「海外研修の後押しがあったから勇気が出た」という言葉を頂きました。海外研修をきっかけに、ただ海外を旅行する以上の体験をしていただけたようです。
体験談2：継続学習の成果を実感
- 訪れた国 フィリピン
- 参加メンバー 10代の大学生3 名
- 期間 4日間
3名は小学生、中学生の頃から 英語の部屋 に通い始め、部活や受験勉強と並行して英語の勉強を続けてこられました。「オンライン講師の John さんに会いたい」「培ってきた英語力を試してみたい」「アジアのことについて詳しく知りたい」等の理由で参加されました。現地大学生とカフェテリアで意見交換をしたり、現地ならではのアクティビティーや食事を進んで試したりと大変主体的な旅をされてきました。世界には英語を話す国が沢山あります。様々な英語に触れることで「日本人としての英語」に向き合うモチベーションになったようです。
