小学生英語コース
初めまして。当教室では「国際人の育成」をテーマに、質の高い英語授業の提供に努めています。小学生のみなさんには、学校の科目としての英語に縛られず、自由で楽しく学ぶ英語を享受できるという強みがあります。また、人は語学修得機能を持ち合わせていますが、小学生には第二言語修得においても機能する世代であると思います。このような強みを持つ小学生が英語に取り組むことは、中学以後の勉強にも大いにプラスになると考えています。
小学生が英語に取り組む上で大事なのは、ご本人に「英語を学びたい」という意思があることだと考えます。ご両親の思惑だけでは不十分だと考えています。あくまでも「好きこそものの上手なれ。」を大切に考えています。
日本での英語学習には2つの側面があります。一つは中学校から本格的に始まる科目としての英語、もう一つは将来実用的に使う意味での語学としての英語です。小学校時代から英語に取り組むことで、そのどちらもできるようになる可能性が生まれます。
そのお手伝いをさせていただくことが我々英語の部屋の役割だと考えています。
バイリンガル講師
英語学習では「外国人(ネイティブ)の先生が良いか?日本人の講師が良いか?」という話がよく浮上します。その解答は、「どちらにもメリットがある」だと考えています。
バイリンガル講師のメリットは、一人の講師がそのどちらの要素も持ち合わせていることです。必要に応じて外国人側の要素を強く引き出したり、逆に日本人側の要素を強く引き出したり、自在に行き来することが出来ます。生徒さんは一つの授業でそのどちらにも触れる事ができます。
授業内容
I 目的:
- アルファベット文字の読み書きができるようにする。
- 辞書の使用を習慣づける。(語学自己学習の習慣の基盤作り)
- 語彙のストックを作る。(単語の品詞感覚、語句、熟語、会話フレーズ)
- 疑問文に対する。自然な反応を身に付ける。(質問に対して、 Yes, I did. など)
- 英語リズムを自然な会話の中で身に付ける。(消える・ぼかす・省略する・連結する。音など)
- 基礎文法を理解し使用できるようにする。
II 技能習得:
LISTENING/SPEAKING(聞く・話す)
英会話を通して英語表現を感覚的に理解するよう促します。必要に応じて日本語で説明することで納得しながら進めていくことができます。
GRAMMAR (文法)
語彙を辞書で調べることで、品詞感覚を養っていくと共に自分で理解していく楽しさを体験します。
英文法を講義形式で進めることで、文の構造を理解していきます。
READING (読解)
身近なことを表現している文章に触れながら発声の仕方や文の構造理解を深めていきます。
WRITING (英作文)
身近なことや興味のあることを自分の力で文章にしていきます。作成したものは、一人一人に解説しながら添削をすることで、着実に英語を身に着けていくと共にオリジナルの英語表現を増やしていきます。
英語の部屋の授業では、じっくりと基礎力を上げることを目的とする為、英検®受験対策等の学習内容は取り入れておりません。ご本人やご家族の希望がある場合は、各自で受験を行ってください。また、英検®対策のプログラムもご用意しておりますので、必要に応じてご利用ください。
III 学習内容:
- 疑問文への応答
- 名詞: 数字、時刻、曜日と月、施設・動物・食べ物など (辞書を活かしジャンル別に言葉を広げます。)
- 動詞句: 日常生活(brush my teeth, leave home, call my grandmother) 人間関係 (make friends, fall in love, get married) 感情・状態など
- 位置の描写 (in the room, next to my house, near the stationなど)
- 時の描写 (on Mondays, at 7pm, next Saturday, last monthなど
- 中高生の勉強からはアプローチしづらい様々な英語表現 (感覚と真似と反復で覚える)
- 他、程度の表現 *very, a little, not at all 形容詞 *感情 (happy, sad, angry), 性質 (kind, funny)など
- 英作文be動詞、do動詞を使った肯定文、否定文、疑問文の作成(現在・過去時制)
- 品詞(名詞、形容詞、動詞、副詞、疑問詞、冠詞)
- レッスンが実りあるものとして充実するために以下の取り組みをレッスン内で行うことがあります。
*Good boys and girls wash their hands before dinner. / Good boys and girls put their dishes away after dinner./Santa Claus only visits good boys and girls...など
・授業態度についての理解、自宅での取り組みについての理解、発達段階における心理面の理解
レッスン日時
木曜16:15ー17:25
*レッスン日が祝日にあたる場合も通常通り
*お休み ― 第五週目・その他教室の定めた日(事前に連絡)
使用教材
はじめての英語まるごと辞典(KUMON)、オリジナルプリント、ノート(線の入ったもの)、筆記用具等
担当講師
教室グループレッスン Hajime
Hajimeブログ-
- 英語指導歴25年、専門は「英文ライティング指導」
- 英検1級/TOEIC 990点(満点)
- 上智大学比較文化学部卒業(2000年)
- コロンビア大学(米国NY)で英語教授法(TESOL)の修士号取得 (2019年)
- 神田外語学院・非常勤講師(2020年~)
- 神田外語キャリアカレッジにて社会人リカレント教育 児童英語教員育成講座担当 (2021年~)
- 2021年9月神田外語グループ主催の全国の英語教員向け公開講座「GIGAスクール構想下での英語4技能授業」にて「オンラインで行う文法指導」の講座を担当
- 2021年11月Accent Asiaより英語教育における論文(英文)執筆
- 米国シアトルに7年間(1989年-1996年)在住し、現地の中学・高校を卒業
- その他英語圏を中心に、海外訪問多数あり
- 好きなことは、「スポーツ全般」「日本史」「宇宙」
- 最近では英語指導と結び付けてITリテラシーの強化に努めています。
レッスン料のご案内
入会金:5,000円(税込)
コース | 小学生料金(1年~6年) | 回数(月) | 定員数 | 時間(分) |
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小学生料金(1年~6年) | 7,700円(税込) | 4 | 8 | 70(人数により変動あり) |
教材費などが別途かかります 例)教室オリジナル教材、辞書、英検®教材、市販テキスト
小学生英語コース
2021年度より開講した、「新」小学生コースでは英語の授業に国語表現の授業を組み合わせて授業を行っています。
英語の部屋では「国際人の育成」を目標の一つとしています。私たちは国際人を「単に英語を話すことが出来る人」ではなく、「自分の人生を自由に、自分でデザインすることが出来る人」だと考えています。
生徒さん一人一人が国際人として自分の進路を実現していくため、英語の部屋では単に「英語の学習」に終始するのではなく、「英語の学習」とともに「思考力」「表現力」「発信力」を養成する授業を提供しています。
各授業の内容
英語(月4回) 授業の概要 |
英語を使ったコミュニケーションの練習に加え、テキストを用いた持続的な学習によって英検®の取得を目指します。
*例年8月のレッスンは無く、イベント・セミナーを行っています |
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日本語表現(月3回) 授業の概要 |
*例年8月のレッスンは無く、イベント・セミナーを行っています |
特別授業(年数回) 授業の概要 |
特別講師の先生をお招きし、身の回りで「当たり前」とされていることがらについて考え直し、世の中のルールや仕組みを学びます。 この授業で学んだことは次回以降の国語表現で文章としてまとめ直し、意見を書くことで定着を図ります。 *特別授業の日は、国語表現がお休みとなります |
体験型イベント(年1回) イベントの概要 |
講師の先生をお招きし、体験型イベントを行います。
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お母さま向けセミナー(年1回) セミナーの概要 |
生徒さんが普段行っている学習や現状の共有に加え、今後の学習に向けて必要だと考えられる事柄についての講演を行います。 |
授業の概要
(1) 英語
- 授業時間:30~70 分
英語の授業では、英語を実際に発話するコミュニケーションの練習に加え、テキストを用いた持続的な学習によって英検®の取得を目指します。「読む」、「書く」、「話す」、「聞く」の4技能をバランスよくトレーニングすることで、総合的な英語力を身に着けていきます。また、学習の中では授業がない日にも自分でテキストを進めたり、辞書を引いて単語を調べたりするような場面が多くあります。このような主体的な勉強を通じて、英語はもちろん、その他の学習にも役立つ「勉強の習慣」をつくっていきます。
- 中学校で本格的に英語学習がスタートする前に押さえておくべき基礎学力(文法)と英語表現を学びます。
- 「英検®の取得」などを通じて「勉強の習慣」をつくることで、自信を持って中学校の授業に対応できる英語力を養っていきます。
STEP1 | 英語の音を「聞く」「発話する」を重視し、英検®5級を1,2年かけて取得することをめざします。
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STEP2 | 英語の文章を「読む」「書く」を重視し、英検®4級取得をめざします。
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STEP3 | 英検®3級取得をめざします。*中高生クラスにて行います
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授業の概要
(2) 国語表現
- 授業時間:30~40 分
英語の部屋では英語の学習に国語表現の学習を組み合わせることで「本質的な言語の理解と定着」、さらにその言語を用いた「表現力・発信力の養成」に取り組んでいます。
授業は日本語の文法の理解を深め、実際に文章を書いていく練習から始めます。 その後、テーマに沿って内容をまとめ、自分の意見を表現する練習を繰り返し行います。最終的には自分の身の回りで気になることや興味があることを取り上げ、仮説をたて、調べていきます。自分が立てた仮説は合っていたのか、間違っていたのかを考え、それに対する意見を書いたり発表したりしていきます。
授業目的
このクラスでは様々な問題について自分の考えをまとめ、文章や言葉でそれらを伝える練習をします。
自分の考えを表現し、相手の表現を受け止めることを通じて問題に対する主体性,問題解決力,発信力を養います。最終的には自分自身で気になることを発見し、それに対して課題解決を試みます。
持ち物
・筆記用具 ・国語用ノート(既に当授業で使われているものがあればそちらで大丈夫です)
従業内容
Step1:日本語の正しい文法を知ろう(~1, 2 か月) | 日本語は母語が日本語の日本人にとって特に考察する必要がない言語のように感じます。 しかし、普段私たちが当たり前に使っている「日本語」は、実は細かなルールによって成り立っています。 一文は必ず主語と述語の組み合わせによって成り立っており、主語を示すときには「は」や「が」を、述語を表すときには動詞を使います。また、文をつなぐときには接続詞を用いてより効果的に相手に考えを伝えることもできます。 このようなルールを一通り学習してから文章の執筆やプレゼンテーションの練習をすることで、自分の伝えたいことをより正確に伝えていくことができます。 |
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Step2:短い文を書いてみよう(~3 か月) | Step1で習った文法を使って、短い文章を書いてみます。 この段階では特には内容のテーマ は決めず、例えば「なぜなら」を使って文章を書いてみるというような文法のテーマに合わせて、文法知識を実践的に使っていきます。同じ文法を用いて数回練習を繰り返すことで、徐々に自分の言葉として馴染んできます。 |
Step3:テーマに沿って文章を書いてみよう | Step2で練習した短文の作り方を活かして、長い文章を書いていきます。テーマは塾側で提示し、およそ15分から20分で文章にまとめます。 テーマは意見を示すものから、自分自身の生活に直接かかわるものまで多岐に渡ります。また、文章を書く際には箇条書きでブレインストーミングを行ってからまとめていく方法や、小見出しを付けて細かく区切る方法 など様々な方法を試していきます。 過去のテーマの例
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Step4:スピーチをしてみよう(月1回程度) | Step3と並行して、まとめた文章を基にクラスで発表の練習を行います。 小学生は日頃なかなかスピーチをする経験がありませんが、意見を発信したり他の人の意見を受け止めたりする経験を繰り返すことで「話す姿勢」と「聞く姿勢」の両方を練習します。 最初は書いた文章をそのまま音読という形で行いますが、徐々にノートを見ずに相手の顔を見て話す練習を行います。文章で書くだけでなく口頭でも発表することで、より広い発信力を養います。 |
Step5:自分でテーマを決めて文章を書こう!(およそ1年~) | 最終ステップです。このステップでは自分自身が持つ疑問に向き合い、答えを探し、文章にまとめて発表することで自分の興味や関心を深めます。 まずは日常の「当たり前」の中から 疑問に思うことを探し、宿題として調べてきます。その答えを文章にまとめて、最終的にクラスで発表を行います。 過去のテーマの例
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特別授業の概要
(3) 現在作成中
イベントの概要
(4) 5教科横断体験型イベント
- 所要時間:90分程度
国際人の育成に向けては特定の教科の学習だけではなく、5教科を横断して学習することが大切だと考えています。そのため、年数回は特別講師の先生をお招きして「世の中の仕組みやルール」について思考し、理解を深めます。
また、長期休暇中には通常授業に代わって5教科体験型イベントを行うことで、実体験を通じた知識と思考力を養成します。これらで学んだことは通常授業の国語表現で改めて復習し、意見を書いて記録していきます。
イベント例
ここでは2021年8月に実際に行われた体験型イベントと、それに連動して行った国語表現と特別授業についてご紹介します。
このイベントでは数学の講師を招き、「濃度」と「比率」について実際にカルピスやゼリーを作りながら学びました。
小学1年生から6年生までの生徒さんが参加し、算数の授業で習っている生徒さんも、習っていない生徒さんも「体験」を通じて楽しく知識を身に着けたり整理したりすることができました。以下が実際のカリキュラムになります。
テーマ 「濃度」と「比率」 | |
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第1部 | 「味の黄金比を学ぼう!」 カルピスのもとをつかって、味の濃さの違いを感じてみよう! どの濃さの味が好きかな?? |
第2部 | 「色の黄金比を学ぼう!」 濃度は味だけでなく、色にも関係があります。 食紅を使って好きな濃さのきらきらゼリーを作ろう! |
この授業で学んだことは、その次の週に行われた国語表現で文章にまとめました。こちらがその授業に参加したある生徒さんのノートです。
さらに、その次の週では「黄金比」を発見したフィボナッチがどのような人物であったのかを国語表現の時間を使ってお話しました。そこでは、当たり前とされてきて目を向けられなかったことに対してフィボナッチが注目したことに着目し、「身の回りで不思議なこと」、「当たり前とされているものの不確かなもの」についてそれぞれが案を出し合って話し合いました。また、宿題で自分が不思議だと思うことについて調べてきてもらいました。
さらに、その次の週では特別講師がフィボナッチが広めた「フィボナッチ数列」について解説をしました。この時にはただ単に数列について学ぶのではなく、「どのようにしてその数列を考えたのか?」「フィボナッチ数列が身近なところで使われているところはないか?」ということに着目しました。生徒さんは実際に写真の花の花びらの数を数えてそれらがフィボナッチ数列に沿ったフィボナッチ数であることを発見したり、葛飾北斎の「富獄三十六景 神奈川沖浪裏」がフィボナッチ数列をもとにした黄金比の割合で作られたりしていることを知り興味をもって授業に参加していました。
この授業で学んだことや発見したことは次の週の国語表現で文章にまとめ、その内容に対する感想や意見を書いてもらいました。
セミナーの概要
(5) 保護者様向けセミナー
- 所要時間:90分程度
生徒さん達一人一人の将来には親御さんのご協力が必要不可欠になります。そのため、長期休暇中には授業一回分として親御さんに向けたセミナーを行っています。
セミナーの中では「お子様たちが日ごろどのような学習に取り組んでいるのか」、「そもそもお子様たちの学習の先にあるものは何なのか」など、その時の状況に応じたテーマについて講演を行います。さらに、お子様たちの今後のライフイベントに関わってくる「受験」や「進学」についても、現在行っている学習と関連付けてお話をします。
セミナー例
ここでは2021年8月に実際に行われた親御さん向けセミナーの内容についてご紹介します。
講演 | テーマ | 内容 |
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英語講師による講演 | 「英検®がなぜ重要視されるのか?」 | 政府の理想とする水準と当教室の水準を比較しながら、理想と現実の傾向についてお話ししていきます。また、高校や大学入試に有利に働く場合の具体例などにも触れながら、お子様の英検取得と国際社会の中で求められる英語力について考えます。 |
「英検®の取得に向けた会話レベルとはどのようなものなのか?」 | 英検®3級からは、二次試験として面接があります。講師陣が面接官と生徒役を演じ、3級~ネイティブまでの会話のレベル感を実際に体験していただきます。 | |
国語表現講師による講演 | 「5教科を繋げて勉強する意味とは何なのか?」 | 小学生にとっての「五教科を繋げて勉強すること」の意味についてお話をさせていただきます。何を重視して勉強したら良いのかをお話した上で、教室で行う国語と特別授業の勉強の意味と目標の説明を行います。また、公立私立共に塾に通う小中高生の学習傾向と、気をつけていく点について考えます。 |
「受験の現状とライフプラン」 | 中学・高校・大学の受験システムについてご説明します。生徒さんに今後どのようなライフプランが待っているのかのイメージを掴んで頂きます。 |